変性意識

潜在意識活用の基礎知識2-変性意識を簡単に解説します。

こんにちは。ゆうきです。

noteにしても他のコンテンツにしてもそうですが、始めたころは楽しくて、寝食も忘れてひたすらゲームに没頭していた頃を思い出します。

ですが、一番大切なのは、最初の熱量をいかに持続し続けられるか。

私もブログ初心者ですので、まだ右も左も分からないひよっこも同然です。

ですが、少しでも誰かのお役に立てるよう、これからも様々な活動を通じてコミットできればいいな、なんて考えています。

さて、話は変わりますが、、、

そもそも‘変性意識’ってなんだと思いますか。

この変性意識状態(Altered States of Consciousness)と呼ばれるものは、いったいどういうものなのでしょうか。少し文献などからも引用しつつ考えてみたいと思います。

いわゆる「意識の変容」については、さかのぼっていけばどれだけでも調べていくことは可能だと思われますが、とりあえず近現代の「学問として」考察されているものを整理したいと思います。

一般的には、18世紀のウィーンで活躍した医師であるフランツ・アントン・メスメルが、動物磁気という名前でもって意識の変容を現したのが変性意識の出発点とも考えられています。

つまり、変性意識の研究は同時に、催眠の研究でもあったわけですね。

もちろん、いわゆる状態論(意識の変容それこそが催眠にかかる要因なのだ)という主張も、非状態論(いやいや心理操作による内的な変質だけで十分説明可能なのだ)という主張もありますが、催眠の歴史を紐解き始めると本当にキリがないのでここでは割愛します。

まだ自分で原典を当たっているわけではないのですが、変性意識状態(Altered state of consciousness)という表現は、1966にアーノルド・M. ルードウィグが提唱し、1969年発行のチャールズ・タートの著作を通じて一般に知られるようになった、と考えられています。

日本でこの変性意識状態を学問的な研究へと押し上げたと私が勝手に尊敬している斎藤稔正(としまさ)氏は、このように主張しています。  

広義に規定すると「ASC(変性意識状態)とは、人為的,自発的とを問わず心理的・生理的・薬物的,あるいはその他の手段・方法によって生起した状態であって,正常覚醒状態にいる時と比較して,心理的機能や主観的経験における著しい異常性や変容を特徴とし,それを体験者自身が主観的に(もしくは他の客観的な観察者によって)認知可能な意識状態である」と言えよう。

(斎藤稔正『変性意識状態(ASC)に関する研究』松籟社,1981年,p.9) 

一見すると,異常性,病理性,現実逃避性,退行性の要素も見られるが,究極的には根源的意識の方向性をもった状態である。 

(斎藤稔正「変性意識状態と禅的体験の心理過程」立命館人間科学研究第5号,2003年,P.46)

以上引用終わり。

漢字多いし抽象的だし、なんとなく分かったような分からんような。なんのこっちゃですよね。

ざっくりとした話ですが、変性意識状態とは、薬物その他の方法によって「トリップ」した、あるいは「トンデル」状態だとでも思っておいてください。

あるいは、「火事場のクソ力」が発揮されている状態とでも言いましょうか。

そして、これをさらに詳細な主観的な特徴からみると、次のように大きく二つの群に分けることができるとされています。 要するに、変性意識状態に入っている本人がどう感じているか、というものを類型化したものです。

第一は,現実諸感覚の低減もしくは喪失,第二はそこから派生した特徴で以下の通りである。
A.現実諸感覚の低減もしくは喪失
 1.空間感覚の喪失(空間的な位置,方向などの感覚が機能しなくなる) 
 2.時間感覚の喪失(時間の持続,経過の観念がなくなる)
 3.主観と客観の差の感覚の喪失(主客一如の一体感の体験)
 4.言語感覚の喪失(筆舌に尽くしがたい,したくない感じ)
 5.自己感覚の喪失(分離感,自己の消失,深い熱中,没我感)

B.現実感覚の喪失から派生した特徴
 1.恍惚感(陶酔した恍遊の境地) 
 2.注意集中(選択的ではあるが受動的な注意の状態) 
 3.宇宙識(真理の深み,洞察,ひらめき,禅の見性,悟り,至高体験) 
 4.受動性(何か偉大なる存在による被動感,心身の弛緩,おまかせの感じ)
 5.一時性(深遠な体験であるが,短時間しか持続しない)

(斎藤稔正,前掲論文,p.47)

 

A群の具体的な事例としては、

「勉強やゲームなどに没頭していたら何時間も経っていた」
「集中すると他人の声や雑音が全く気にならなくなる」

このような現象をイメージすると分かりやすいと思います。  

では、B群の定義をもう少し考えてみましょう。

変性意識状態とは、顕在意識と潜在意識(≒無意識)とをつなぐ渡し舟のようなものです。

一般的に、顕在意識とは「見る、聞く、話す、感じる」といった五感として、普段我々が現実世界で認知している意識状態のことを指します。

では、潜在意識、とは。

なんとなく察しがつくと思いますが、記憶や思考には上がってこない、いわば無意識な部分です。この無意識部分に多くの記憶や経験が格納されていると考えられています。

この「記憶と経験の集積庫」である潜在意識へのアクセスを可能とするのが変性意識だ、ともいえるわけです。つまり、変性意識を通じて、普段触れることのできない無意識的な部分である潜在意識にアクセスし、顕在意識へその情報をフィードバックすることが可能になると考えられます。  

ちょっと言い方はおおざっぱですが、 あなた自身が普段お使いのPCで、変性意識がパスコード、潜在意識をパスワード管理された深い階層のフォルダとでもしましょう。

通常は、パスコード管理されてアクセスできない潜在意識フォルダですが、変性意識状態に入ることによりそのパスコードとアクセス権を入手し、あなたはそのフォルダにアクセスすることが可能になる、と考えると分かりやすいかもしれません。

このように、変性意識状態とは、何らかの方法でもって意識が変質し、現実感が薄れ、自身が内包する潜在意識にアクセスが可能となることにより、様々な不思議体験もできちゃう意識状態のこと、と考えていただけたら分かりやすいと思います。

 

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2020年、念願だった歌い手として活動を開始しました。 このブログでは、歌い手としての活動の記録や制作秘話、機材の話や日々思ったことなどを綴っていけたらと思っております。 ニコニコ動画、Youtube、Twitterともども、本ブログをよろしくお願いいたします。
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